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柄杓にて湯をくむ時の習(ならい)には 三つの心得あるものぞかし
→風炉の柄杓の扱いで注意するべき点は3つ。1つは湯や水をくむ時は九分目まで。2つ目は、湯は底を汲み、水は中央を汲む。3つ目は、柄杓の位置があがりすぎないこと。 |
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湯を汲みて茶碗に入るる其時の 柄杓のねぢは肱(ひじ)よりぞする
→手首をひねるのではなく、肘から動かすこと |
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柄杓にて白湯(さゆ)と水とを汲むときは 汲むと思はじ持つと思はじ
→汲む・持つと思って手先に気を取られて、肘が留守にならないようにすること |
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