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㉕ |
客になり炭つぐならばそのたびに 薫物(たきもの)などはくべぬことなり
→香は元来、炭特有の異臭を消し、同時に室内の不浄の気を取り去るために亭主がたくべきものである。 |
㉖ |
炭つがば五徳はさむな十文字 縁をきらすな釣合をみよ
→五徳からすみがはみ出しては見た目にも見苦しいし、風通しを悪くする。 |
㉗ |
焚(も)え残る白炭あらば捨ておきて また余の炭を置くものぞかし
→5本ほど組み入れた初炭の枝炭のうち3本ほどを初炭に使い、残った2本を後炭に使う。 |