利休百首㉙ 4-10. その他 2021.01.12 82 点前には重きを軽く軽きをば 重く扱ふ味ひをしれ →点前に一分の隙もたるみもなくなることが真髄である 83 盆石をかざりし時の掛物に 山水などはさしあひとしれ →茶席の床に盆石を飾るとき、山水の掛け軸を飾ると重複するので避けること 84 板床に葉茶壺茶入品々を かざらでかざる法もありけり →床畳の代わりに板を敷いた場合、畳ではないので名物茶入や網に入っていない茶壷は避け、飾るのであれば、奉書紙を引く。