利休百首⑮

4-10. その他

はこびだて水指おくは横畳

 二つ割にてまんなかに置け

→炉の運び点前の時には、水指は畳の横幅を2つ割にしたその中央、つまり横幅の1/4の所に置く

茶入又茶筅のかねをよくも知れ

 あとに残せる道具目当(めあて)に

→茶入・棗は初めに帛紗で清めたときに、正しい位置に置き、次に茶杓を清め、茶筅を定位置に出す(点前が進むにつれて、位置がずれることのないように)

水指に手桶出せば手は横に

 前の蓋とりさきに重ねよ

→手を横一文字にして定座に置き、蓋は割り蓋になっているので、前の方の蓋を取り、向こうの蓋に重ねて置く

タイトルとURLをコピーしました