利休百首㉒

4-10. その他

61

いししへは名物などの香合へ

 直ちにたきもの入れぬとぞきく

→良い香合の場合、下に青葉を敷いて傷つけない。 現在は椿の葉を、上下を切り落として敷いている。

62

蓋置に三つ足あらば一つ足

 まへにつかふと心得ておけ

→一本の足が自分の方に向くように扱っておくこと

三つ鳥居の場合は、鳥居はくぐるものという意味で、二本柱を正面にする

63

二畳台三畳台の水指は

 まづ九つ目に置くが法なり

→二畳台目の茶室では、客付の畳の縁から数えて9つ目に置く。

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