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喚鐘(かんしょう)は大と小とに中々に 大と五つの数をうつなり
→喚鐘・銅鑼による客の迎え方 |
50 |
茶入より茶掬(すく)ふには心得て 初中(しょちゅう)後(ご)すくへそれが秘事也
→茶杓で茶を掬う時、初め少しすくい、2杓目は少し多め、3杓目は最も多くすくう。 |
51 |
湯を汲むは柄杓に心つきの輪の そこねぬやうに覚悟してくむ
→柄杓の合と柄がつなぎあったところを「月の輪」とか「月形」というが、合わせ目が緩むときがあるので注意すること。 |