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㉕ |
崩れたるその白炭をとりあげて 又たきそへることはなきなり
→枝炭を置くのを失敗しても、取り上げてつぎ直さず、そのままにしておいて、新しい枝炭をつぐ 後炭であっても、景色として、新しい枝炭をつぐのがよい |
㉖ |
炭おくも習ひばかりにかかはりて 湯のたぎらざる炭は消え炭
→基本的には習いの通りにするのが良いが、自分の判断で火がおこるように置いてもよい |
㉗ |
風炉の炭見ることはなし見ぬとても 見ぬこそ猶(なお)も見る心なれ
→風炉のそばに進んで見なくても、見ていると思って慎んでいる |