利休百首① 4-10. その他 2020.12.15 ① その道に入らんと思ふ心こそ 我身ながらの師匠なりけり →何事にも、その道に入り、その道を学ばんとするには、まずは志を点てる必要がある。 ② ならひつつ見てこそ習へ習はずに よしあしいふは愚かなりけり →批評するなら、まずその対象となるものに、自らが入り込む。 ③ こころざし深き人にはいくたびも あはれみ深く奥ぞ教ふる →熱心に弟子には、親切な師匠であるべき。