①亭主が居ずまいを正したころ、襖を開けて茶道口で一礼をして、にじって席に入り、襖を閉め踏込畳で控える。
②お茶が出されたら、貴人の前で、下で、右向こう・左手前とまわして正面を正して取り次ぐ。
一膝下がって、一礼し、元の場所に戻る
③茶碗の拝見が終わると、亭主が貴人台を出した位置に返し、元の場所に戻る。
④拝見物が出されたら、貴人に取り次いで控える(仕覆にのせた茶杓はそのまま出す)
※このときは、亭主の邪魔にならないよう、茶道口から少し外れて控える
⑤拝見が終わると、亭主が拝見物を出した位置に返し、襖を開け、茶道口に座って一礼をして水屋に下がる
(茶杓は仕覆からはずれているのでそのまま返す)
【貴人の作法】
①貴人台ごと縁内中央に置いて、「お点前頂戴いたします」
②茶碗のみ取り上げて、おしいただき、茶碗をまわして喫む
③喫み口を清めた後、貴人台に乗せ、縁外に置いて茶碗のみ拝見
④拝見:縁内に取り込むときに、仕覆の上の茶杓を通常通り並べて置く