炉:初炭VS後炭

2-8. 炭手前

後炭の特徴

①水を注ぐ

②香合拝見がない(桑柄の灰さじに練香を3粒ほど煉り合せた香をのせるので、香合も不要)

③風炉中を客が拝見する

詳細

①枝炭は元を上にして、炭斗手前に立てかける。鐶は炭斗の中。

②炉中の拝見はあり(初炭同様)

釜を炉から外した後、鐶を釜に預けて釜を引く(初炭同様)

④胴炭を2つに割り、ぎっちょの代わりに使うこともあれば、状態によっては、火のついてない部分を上にして、そのまま使い、輪胴は用いないこともある

⑤中掃きは初炭と異なる

⑥丸管炭・割管炭・枝炭は一緒につぐ(左右が初炭と異なる)

水次を水屋に戻した後、炉正面に座り、鐶を釜にかけ、一膝進んで釜を炉にかける

⑦「ア」と掃くことはしない

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