利休百首㉔

4-10. その他

67

うす板は床の大小また花や

 花生によりかはるしなしな

→籠花入以外の花入には、下に薄板を敷く。場所は薄板の位置によって定まり、それは、床の大きさや花、花入の種類によって異なる

68

花入の折釘(おれくぎ)うつは地敷居より

 三尺三寸五分余もあり

→花入をかける折釘を打つ場所は、床の大小によって変わるが、台目床のように小さい床の場合は、三尺三寸五分(約1メートル)の所に打つ。

69

花入に大小あらば見合せよ

 かねをはずして打つがかねなり

→折釘の打ち方に関して、目安の寸法にこだわる必要はない。

タイトルとURLをコピーしました